2010年09月25日
TSFを利用したATOKのテスト実施中!
Windowsには、IME(Imput Method Editor)の実装方法が大きく分けて2種類あります。Windows 95から東アジア向けWindows(Far-East Edition)限定で搭載され、Windows 2000から全言語で実装されたIMM32(Imput Method Manager 32)と、Windows XP以降に標準実装されているTSF(Text Services Framework)です。Windows Vistaでは、より新しいTSFへのサポートが強化されています。IMM32とTSFの違いを詳しく知りたい方は、以下のブログの記事がかなり参考になると思います。
TSF を使う (1) - Windows Input Method の歴史(NyaRuRuの日記)
さて、ここからが本題。従来のATOK for Windowsは、IMM32準拠の文字入力システムとして開発されてきました。が、今後のより一層の機能拡充を図るべく、TSF準拠のATOK(TSF-ATOK)の実用テストすることになり、テスターをTwitter上で募集しています。
TSF-ATOKテスト版は、以下のような環境で動きます。
・ Windows VistaまたはWindows 7(32bit版・64bit版両方に対応しています)
・ 200MB以上のシステムディスクの空き容量
ここで、あれ、と思った方もいらっしゃると思います。TSFはWindows XPでもサポートされているのに、何故TSF-ATOKテスト版はXPをサポートしていないのか、ということです。理由はかんたんで、XPにおいてはTSF-ATOKをシステム規定言語にできないからです。従って文字入力システムとしてはXPでも動きます。
また、テスト版故、機能的制約、あるいは既知の不具合があります。詳しいことは、ジャストシステムのFAQサイトをご参照下さい。
TSF-ATOK プレビュー版に関するよくあるお問い合わせ(FAQ)(ジャストシステム)
なお、辞書や文字入力設定はIMM32-ATOKからインポートすることができるので、プラグイン類を多用していなければ、それほど違和感なく移行することが出来ると思います。かくいう自分も、現在テスト中です。
[左がIMM32を利用した従来版ATOK(独自ツールバー無使用)、右がTSF-ATOK]
TSF-ATOKでは、独自ツールバーが利用できないので、Windows標準の言語バーを流用するわけですが、IMM32-ATOKでも言語バーを使っていた自分には死角はなく、見た目に殆ど変化無く使えています。変換効率も変わっていません。
ちょっと「新しい」ATOKに興味がある方は、TSF-ATOK開発チームのTwitterアカウントをフォローすると、詳しいテスト参加方法をダイレクトメールで教えてもらえます。不具合報告も、このアカウント向けに行います。Twitterアカウントをお持ちの方は、是非フォローしてみて下さい。
atok_tsf(TSF-ATOK プレビューテスト) on Twitter
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Posted by せう at 12:52│Comments(0)
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