2010年07月10日

スルガ銀行VISAデビットカードを...



せっかくカテゴリーを作ったのに、記事を全く上げないのはもったいないと思い、ちょっとネタを。

我が郷里の地方銀行、スルガ銀行が日本で初めて発行したVISAデビットカード。現在、個人名義の普通預金口座を作ると、原則としてこのカードがキャッシュカードとして発行されています。スルガ銀行のウリのひとつである、各種ネット支店でも、ほぼすべての支店でVISAデビットカードが発行されています。

自分も、高校時代にアルバイトの給料入金口座として作った普通口座のキャッシュカードをこのVISAデビットカードに切り替えて(切り替えは無料で、スルガ銀行の直営ATMでも手続きを進めることが可能)、便利に使っています。

で、そのVISAデビットカードがぼろぼろになりすぎたのを記念して、リアル支店口座である利点を活用して、指静脈認証対応のICカードに切り替えることにしました。そして届いたのが上の写真のもの。「生体認証(指静脈)対応キャッシュカード」と書いてあることを除いて、今までのVISAデビットカードと何ら変わりないデザインですw

切り替え手続きの仕方そのものは、3年前の非ICタイプをIC付きに切り替えた際とほぼ同じなのですが、気をつけないといけない点も。  続きを読む

Posted by せう at 20:34Comments(0)SURUGA VISA Debit

2007年03月02日

スルガ銀行ANA支店のVISA ICデビット

「スルガ銀行ICキャッシュカード」という形で、原則これから発行される個人向けキャッシュカードが全てVISA ICデビットカードになる勢いのスルガ銀行。

そんな中、スルガ銀行ANA支店もVISAデビットカードを発行することになりました。

が、問題はその中身。

ANA支店では、ANAマイレージクラブの会員カード兼用のキャッシュカード(FINANCIAL PASS)が発行されます。このFINANCIAL PASSは、ANAらしく、Edy機能が付いているのです(Edyのバリューイシュアはソニーファイナンス)。

しかし、Edy機能付きで、VISA ICデビットも使えて、ICキャッシュカードもOK、という超ハイブリッドカードを作ると、コストがかさむ予感すらするのです。

そこで、スルガ銀行は、ウルトラCを繰り出しました。

何と、VISA ICデビット機能しか搭載しないカードを別に発行することにした様なのです!!

このVISA ICデビット単独カードは、エンボスレスでVISA ICデビットに対応しているのですが、名前などの体裁はシングルストライプカードのものとほぼ同等。VISAロゴが右上なのは、通常のVISAデビットと同様。

既にANA支店に口座を持っている人も、これから持つ人も、このVISA ICデビットカードの発行対象です。

キャッシュカードとデビットカードを分離したかった人には、もしかして朗報ですか?  

Posted by せう at 02:49Comments(2)SURUGA VISA Debit

2007年03月01日

IC付きVISAデビット発行!!

と、言うわけで、本日「スルガ銀行ICキャッシュカード」こと、ICチップつきのVISAデビットカードが到着しました。


[スルガ銀行ICキャッシュカード(表面)]


[スルガ銀行ICキャッシュカード(裏面)]

今までのスルガ銀行VISAデビットカードと比べると、ICチップが付いたのが一番の変更点です。このICチップは全国銀行協会標準のICキャッシュカード機能と、VISA ICデビットカード機能が付いています。

機能面については後回しにして、歴代VISAデビットカードの外観比較をしましょう。



上から、初期のVISAデビット、後期のVISAデビット、ICキャッシュカードの順です。ICキャッシュカードはデザインの変更はありませんが、色が若干薄くなっています。また、挿入方向指示表示も若干変わっています。今日、何店舗かでVISAデビット機能を使いましたが、ICチップの存在とあいまって、挿入方向を誤ってしまうトラブルがなくなりました。これはうれしい。



つい最近のVISAデビットカードは、ホログラムマグネットを廃止しました。理由は、某メーカーの作った磁気カードリーダーでホログラムマグネットが読み取れないトラブルが頻発したことと、ホログラムがはがれると磁気不良が起こりやすかったということが囁かれていますが、定かではありません。ICキャッシュカードでは、最近のVISAデビットカード同様、ホログラムマグネットではありません。

(※上2枚のカードは撮影終了後に破断処分しました... 真ん中のやつはわずか4日の命でした... 一番上のやつは一旦紛失したものが発見されたものです。)

では、実際の利用について。

ICキャッシュカード機能は、現状、スルガ銀行のICカード対応ATMとセブン銀行で使えることになっていますが、全銀協標準に準拠しているので、全銀協標準準拠のICカード対応ATMではICキャッシュカードとして使えます

と、言うか、ICカード対応ATMでは、ほぼ例外なくICキャッシュカードとして使う必要があります。これらのATMで磁気キャッシュカード側を挿入すると、「このカードはICキャッシュカードです。向きを確認して挿入しなおしてください。」と注意されます。

一応、今日中に確認が取れたICカード対応ATMでこのカードがICキャッシュカードとして取り扱われた金融機関は以下の通り(順不同)。

・郵便貯金
・三井住友銀行
・三菱東京UFJ銀行(旧東京三菱・旧UFJ共にOK)
・みずほ銀行
・伊予銀行
・百十四銀行
・足利銀行
・中国銀行
・セブン銀行
・朝日信用金庫

今日、試した中で、ICキャッシュカードとして使えなかったのは、千葉銀行のみ。千葉銀行では、どうやら自社ICキャッシュカードしか使えないようにしているみたいです。上記のICキャッシュカード対応ATMの一部では、ICキャッシュカードとして使うか、クレジットカードとして使うかを選択する画面が出るようになっています。当然、VISA「デビット」なので、ICキャッシュカードとして使わないとエラーになります。

ICデビットカード機能は、VISAの接触式ICカードを取り扱える店舗であれば、例外なく利用可能な様です。

今日は、時間が無く、最近POSレジがICクレジットに対応したヨドバシAkibaと、ICクレジット対応INFOX端末が配備された、ヨドバシAkibaの上の階にある有隣堂書店だけでしか試しませんでしたが、どちらも問題なくIC取引できました。


[INFOX端末でIC取引をした伝票]

ただ、ICクレジットのメリットの一つである「オフライン承認」はできません。常にオンライン承認となります。VISAデビットは即時決済が売りなので、当然といえば当然ですが。まあ、面倒なサインではなく、暗証番号取引が出来るので、結構便利です。

とりあえず、初日レビューはこれぐらい。これから使いまくって問題点等があったら、また書きます。  

Posted by せう at 23:54Comments(0)SURUGA VISA Debit

2007年02月21日

IC付きVISAデビット発行手続き完了!!

日付変わって昨日、スルガ銀行の東京支店へと出向き、VISAデビットカードをICカードにする手続きをすませてきました。

すでにVISAデビットを所有している場合にIC付きVISAデビットカードへ切り替える際のポイントは以下の通り。

・VISAデビットカード番号は同番移行
再発行に伴うカード番号を変更することは無いので、プロバイダや携帯電話の支払いなどにお使いの場合も安心です。

・原則として旧VISAデビットカードは回収
今までのVISAデビットカードは原則として手続き時に回収されます。ただし、窓口で記入する
(オンライン支店の場合郵送でのやり取りも可能)、一体型カード分離・再発行・解約依頼書の空欄に「新カード発行後、このカードを破棄します」という覚書を書けば、カードが返却されます。ただし、再発行手続きをすると、キャッシュカード部分が無効になるとの事なので、注意が必要です。(こちらのページが参考になります)

・ICカード化後のVISAデビット暗証番号変更はカード再発行になる
これは、ICクレジットカードも同じことですが、ICチップには、VISAデビットカード用の暗証番号が登録されています。それを書き換えないと暗証変更が出来ないわけで、デビットカードの暗証番号変更時には再発行が必要となります。その際の再発行手数料は1050円です。クレジットカード会社によっては無料なんですけどね、ICクレジットカードの暗証番号変更に伴う再発行は...

ちなみに、ICキャッシュカード部の暗証番号変更は、スルガ銀行のATMやインターネットバンキングでできます(もちろん無料)。

IC付きVISAデビットカードへの切替時の再発行手数料は、来年度末まで無料ですので、お早めに。

ちなみに、昨日付けでスルガ銀行の「ICキャッシュカード」こと、ICチップ付きのVISAデビットカードのページが出来ていました。

このページによると、ICクレジット対応端末ではVISAデビットもIC取引になるようです。おそらく、常にオンライン承認になるようになっているはずですが...  

Posted by せう at 02:11Comments(0)SURUGA VISA Debit

2007年02月18日

SURUGA VISA Debit Rev.2...?

今月15日からICチップ付きになったスルガ銀行VISAデビットカードですが、ちょっとしたことがあって、このIC化を前に、カードの再発行を行いました。


[SURUGA Bank VISA Debit]

表面は、ご覧のとおり、同じデザイン。しかし、裏面を見ると...


[裏面]

何と、ホログラムマグネットではないorz...

しかも、「このカードはVISAデビットです。」という表記が...

明日にでも、IC付きの発行手続きに行きますが、IC付きもホログラムマグネットじゃないんでしょうね...  

Posted by せう at 12:12Comments(0)SURUGA VISA Debit

2006年09月09日

JR東日本の指定席券売機(MV)で使えないときは...

久々のスルガVISAデビットネタ。

実は、先日、JR東日本のお客様相談窓口に電話をしました。

用件は、スルガ銀行VISAデビットカードがJR東日本の指定席券売機(MV)で使えたり、使えなかったりする件。メールでははっきりとした返事をいただけなかったので。

すると、「使えなかった段階で、(MVを)設置してある駅の係員に申告してみてくれ」という旨の返事をいただきました。

それを、日付変わって昨日、スルガ銀行VISAデビットカードが使えない駅筆頭、大宮駅で試してきました。

利用したのは、大宮駅みどりの窓口の指定席券売機コーナーの一番右側にあるMV36端末。

1回目。普通に切符の購入手続き。

「このカードは使えません」



普通なら、ここで有人窓口へ行くところですが、その場でMVの「よびだし」ボタンで駅員さんを呼び出してみました。

で、事情を説明したところ、駅員さんがアクワイヤラー(売り上げ取扱者)であるUCカードに連絡を取ってくれました。

連絡後、「もう一度同じ操作をして買ってみてほしい」と駅員さんが言うので、まったく同じ切符をまったく同じ操作で購入を試みます。

ガコン... ガコン... 発券機が動いてる音。

買えた!!!!!



何と、あの大宮駅で指定席券売機で、スルガ銀行VISAデビットカードで切符を買えました!!!!!

VISAデビットカードで切符を変えなかった場合は、その場で駅員を呼んで、駅員経由でしかるべき所(UCカード)に問い合わせてもらうと、幸せになれるかもしれません。  

Posted by せう at 01:51Comments(0)SURUGA VISA Debit

2006年07月29日

赤羽のダイソーでもクレジットOK

ダイソーで使えるカード

久々に赤羽のダイソーに行ったら、iD・VISAカード・MasterCard(以上三井住友カードが取扱)・JCBカードが使えるようになっていました。

前回、船橋のダイソーでは、iD(DCMX mini)決済を使ったので、今回は我が郷里の誇り、スルガ銀行VISAデビットカードでジュースを買いまくってみました。

店員さんにカードを差し出すと、チーフのパートさんを呼びに行く始末。どうやら船橋とは違って、クレジット決済をする人が少ないみたいです。

呼ばれてやって来たチーフパートさんも、メモを見ながら悪戦苦闘。

まず、カードの読み取り向きを間違える。これはスルガVISAデビットに限らず、ロゴマークの位置が通常とは逆のダブルストライプカードなら日常茶飯事。

で、正しい向きを教えるも、乱暴にカードを読ませようとするので、カードの読ませ方をレクチャー。

そして無事、取引完了。サインレスでした。

とりあえず、店員がまごつかなければ、船橋でのiD取引同様、現金より素早く会計が済みます。

写真のようなロゴをみかけたら、是非お試しあれ。  

Posted by せう at 19:59Comments(0)SURUGA VISA Debit

2006年07月07日

ミニストップだとスルガVISAデビットが要サインな理由...

便利に使っているスルガ銀行VISAデビットカードですが、やはり、実質日本初のVISAデビットカードであるせいか、いくつか問題点もあるようです。

で、そのうちのひとつが、本来は10000円未満の利用ならサインレスになるはずのミニストップで、サインレスにならないこと。

ミニストップのクレジットカード利用案内によると、「海外発行のカードを除く」となっている事から、このスルガVISAデビットカードが海外発行カードと勘違いされているという説が有力です。

しかし、ミニストップでの利用分は、スルガVISAデビットの利用明細には、きちんと、国内カードとして認識された痕跡(加盟店名がカタカナ)があります。現状、海外カードと勘違いされるのを確認しているのは、UCカードの加盟店だけです。

そこで、新説。

ミニストップでサインレスにならないのは、承認番号(クレジットカードの売り上げ許可時に発行される番号)で区別しているからなのではと思うのです。

スルガVISAデビットを含め、デビットカードの承認番号はすべて1万の位が"9"になるそうです。そのため、この売り上げがクレジットカードによるものかデビットカードによるものかは、機械側では理論上認識できるのです。

まぁ、海外発行カードか否も、承認番号によって区別できる様なので、ミニストップの場合、カード番号ではなく、承認番号でサインの要・不要を区別しているのだと思われます。  

Posted by せう at 13:14Comments(0)SURUGA VISA Debit

2006年05月21日

SURUGA VISAデビットカードがJRの指定席券売機で使えないことがある件

2ちゃんねるの「スルガ銀行VISAデビットカード利用日記1」でも話題ですが、JR東日本JR東海が設置している指定席券売機(MARS Vendor : 顧客操作型旅客販売総合システム端末)において、SURUGA VISAデビットカードが使えたり使えなかったりする現象が発生しています。

で、この件でJR東日本にメールで問い合わせたのですが、2度目の問い合わせで「この度カードをご利用いただけなかった理由につきましては、大変お手数をおかけいたしますが、カード会社にお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。」と言われてしまいましたorz...

で、スルガ銀行に今日電話したところ、非常に親切に色々教えてくれました。都合上、言葉を一部省略してありますが、ご了承ください。

[スルガ銀行で把握していること]
・JR東日本とJR東海のMVで使えないことがある
・有人窓口のMARS端末では問題なく使える
・使えない場合は、売上承認申請の通信自体行われていない

[スルガ銀行としての対応]
この件に関して少なくないカードホルダーから問い合わせがあり、JR両社の担当者に使えるように機器を改修するように直にお願いしている

こんな感じです。で、「JR東日本の未加盟VISAカードを扱っているUCカードに問い合わせてみるのは有効か」と聞いたところ、「アクワイヤラー(売上取扱者)であるUCカードに問い合わせても、汎用のCAT端末ではなく、POSレジと同じ様なシステムですので、(改善)効果は薄いと思います。JRに意見したほうが良いと思います。」という旨のお返事をいただきました。

一応、自分の試した範囲で、今までJR東日本のMVでVISAデビットカードを使えた駅と使えなかった駅を挙げてみたいと思います。(5/21現在)

[使えた駅]
・東京駅
・上野駅
・南越谷駅
・高田馬場駅
・新宿駅
・池袋駅

[使えなかった駅]
・大宮駅
・王子駅
・田端駅
・代々木駅
・大井町駅
・秋葉原駅
・南浦和駅
・北浦和駅
・新橋駅
・有楽町駅
・田町駅
・千葉駅
・長津田駅
・町田駅

「この駅では使えた」とか、「この駅では無理でした」と言う情報がある方は、ぜひお寄せください。  

Posted by せう at 15:00Comments(17)SURUGA VISA Debit

2006年05月16日

SURUGA VISAデビットカードがJRの指定席券売機で使えないことがある件(続報)

SURUGA VISAデビットカードがJRの指定席券売機で使えないことがある件の続報です。

JR東日本にメールした返事が来ました。以下に、一部引用します。

度重なり、お問い合わせを頂戴いたしまして、申し訳ございません。弊社内で再度詳細な調査をさせていただきましたが、システム的にブロックをかけているということはございませんでした。一度カード会社にお問い合わせをいただいており大変恐縮ですが、今回の事象につきましてはカード会社側のセキュリティの問題かと思われます。大変お手数をお掛けいたしまして誠に恐縮ですが、再度カード会社側にお問い合わせくだ
さいますようお願い申し上げます。
(引用終了)

で、やっぱり「原因はイシュアー(スルガ銀行)にあり」という見解みたいです。

しかし、4月分のスルガVISAデビットの利用明細を見てちょっと気付いたことがあります。

JR東日本のMARS(窓口・使えた指定席券売機)での利用時の加盟店名が"JR EAST"なのです。以前、非加盟VISAカード(セゾンカード)で切符を購入したときの明細は「JRヒガシニホン」と書かれていました。

何が言いたいのかと言うと、このVISAデビットカードが海外発行カードと勘違いされている可能性がある、と言うことです。

指定席券売機(MV)でクレジットカードを使う場合は、暗証番号取引です。日本で発行されるクレジットカードは、銀行のシステムの都合で暗証番号は4ケタです。MVも、4ケタ暗証番号を前提にしたシステムです。

しかし、海外では、銀行のキャッシュカードやクレジットカードの暗証番号は8ケタなのが普通です。4ケタ暗証を前提としたMVでは入力できません。なので、4ケタ暗証でない可能性が否定できない「海外発行」のクレジットカードを無条件で弾いているという予想が立ちます。

要は、「スルガVISAデビットカードは海外発行カードと勘違いされているが故に、MVで使えないことがある」のではないか、と言うことです。

イオン系コンビニであるミニストップでも、このカードは海外発行扱いを受け、購入商品に関わらずサイン取引になります。このことからも、スルガVISA海外発行勘違い説は、現実味があります。

使える駅では、おそらく海外発行カードでも4ケタ暗証カードに限って暗証取引できるようになっているでしょう。

ちょっと、今日の昼にでもスルガ銀行にもう一度問い合わせようかと思います。  

Posted by せう at 02:33Comments(0)SURUGA VISA Debit