2019年08月10日

Windowsのブルースクリーン、「日本語版」にはないもの


あんまり見たくない人もいるであろう「ブルースクリーン(BSoD)」ですが…(画像は日本語ロケールのWindows 10(バージョン1903)のもの)


エアコン付きの部屋で快適生活を送るせうです。こんにちは。人生○○年にして初めてエアコンのある家に住むことになったわけですが、もうエアコンなしには戻れない予感がしています(

さて、今回の話題はWindowsにおいて処理を続行できない致命的な「STOPエラー」。STOPエラーが発生した際に表示される画面は「ブルースクリーン」、あるいは「BSoD(Blue Screen of Death)」と呼ばれています。OSやハードウェアの安定度が増したことから、出現頻度は低くなった感があります。

このブルースクリーンですが、Windows 8以降のOSではいろいろ変わりました。その変更点において、なぜか日本語OS(厳密には日本語をシステム言語としてインストールした場合)では表示されない要素があるのをご存じでしょうか。

【おことわり】 記事を書くために、今回は「NotMyFault」という開発者向けソフトウェアを使って意図的にSTOPエラーを起こしています。NotMyFaultで起こすSTOPエラーはなかなか”強烈”で、再起動後に副作用が発生することがあります。意図的なSTOPエラーを無難に起こしたい場合は、レジストリ操作が必要ですが、キーボード操作で起こす方法をお勧めします。

そもそも、できる限りSTOPエラーは起こすべきではありませんが(
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Posted by せう at 14:35Comments(0)Personal ComputingPC Tips

2015年02月22日

すーっごく久しぶりに「ジャンクパソコン」を復活させた話。


久しぶりにジャンクパソコンを買った…

ストレスたまって「ヨガ」してみたり懸賞応募したら「ヨガ」が当たったり当初予定よりも半年以上前倒してThinkPadを買い換えたりと、最近新品パソコンばっかりに囲まれている感じのするせうです。こんにちは。ゴミ捨て場で拾ったものが初めての個人所有パソコンだった筆者は、上京して数年経つまではずーっと中古パソコンを使っていました。その中でも、「訳あり」なジャンクパソコンが占める割合は非常に高く、昔は色々修理してドヤ顔になるのを楽しんでいたという噂があります。

で、最近になって、古いOSや新しいOSを試すための「実験機」が急に欲しくなりました。別に実験用なので最新である必要は全くありません。じゃあ、去年の正月に買ったMac miniで良いじゃん、と思うかもしれませんが、実験機として楽しむにはちょっと躊躇もあります。

そこで、「実験」用だし、久しぶりにジャンクパソコンを調達しようか、と決心したところ、昔ちょっとあこがれていたVALUESTAR N VN550/TG6のブラックモデル(PC-VN550TG6B)が7000円で売られているところを発見しました。見た目は超が付くほどの美品で、付属品は一切無し、HDDに数ブロックの不良セクターがある状態です。  続きを読む


Posted by せう at 13:02Comments(0)Personal ComputingPC Tips

2015年02月08日

Windows 8/8.1プリインストールパソコンにおけるリカバリーメディアの作り方


USBメモリーをリカバリーメディアに仕立て上げます!!

パソコンに万が一のことがあった場合、工場出荷時の状態に戻す「リカバリー」操作。現在は、ハードディスクやSSD上の不可視領域(OS上からは見えないようにされている領域)にリカバリー用パーティションを設けて、そこからリカバリーできるようになっています(Disk-to-Disk Recovery : D2DR)。

記憶が確かなら、この仕組みはIBM時代のThinkPadが初めて採用したもので、今やWindowsパソコンではD2DRが一般的です。以前のD2Dは各メーカーがプログラムを作成していましたが、Windows 8/8.1ではOS機能の一部としてD2DRの仕組みを用意しているので、どのメーカーのパソコンでもほぼ同じ手順でリカバリーができるようになりました。

ですが、万が一ディスクそのものがクラッシュしてしまったり、ディスクを換装したりした場合はD2DRが不可能で、「リカバリーメディア」を使って復元する必要があります。また、空きディスク領域を増やすためにD2DR領域を削除する場合も、リカバリーメディアを事前に作っておかないと大変なことになります。

D2DRの仕組み同様、Windows 8/8.1がプリインストール(初期導入)されたパソコンにおけるリカバリーメディアの作成手順は共通化されています。今回はその手順をカンタンにご紹介します。

※今回リカバリーメディアを作成するThinkPad X1 Carbon(2015年モデル)には英語版のWindows 8.1 Proがプリインストールされているため、説明画像が英語表記になっています。説明文には日本語版における表記も書いているので、対照しつつお読みください。  続きを読む


2015年01月22日

格安Windowsタブレットでストレージが足りないときは「ジャンクション」しよう!


ストレージの少なさが格安タブレットの悩み…

Lenovo YOGA Tablet 2-8 with Windows購入してひと月経過しました。とりあえず、処理的に重たい作業を伴う場合を除いて外出中の「パソコン」として大変重宝しています。

が、必要なアプリを色々インストールしたりデータを一時保管したりしているうちに、ストレージに余裕がなくなってきました。32GBストレージのYOGA Tablet 2-8 with Windows(名前長いw)でこれなので、16GBストレージなWindowsタブレットってどんな感じなのかなぁ、と思うとすごく怖いです(

ストレージに余裕が無くなった場合、大概のWindowsタブレットであればSDカードスロットにSDカードを入れておいてそこにデータの一部を移す、という手法もとれますが、一部リムーバブルストレージにデータを保存できないアプリもあり、困ることもあります。

そんなときは、Windows 2000以降に備わっている「ジャンクション」機能を使ってリムーバブルストレージを通常ストレージのフォルダの一部として振る舞わせて無理矢理解決することができます

※この手法は、リムーバブルディスクドライブに非対応なアプリケーションを使うことを想定しています。単なるデータ置きとしてSDカードを使う場合はこんなことしなくても大丈夫です。はい。  続きを読む


Posted by せう at 14:15Comments(1)Personal ComputingPC Tips

2014年08月13日

Windows 8/8.1のSTOPエラー(ブルースクリーン)の他言語にあって、日本語に無いもの


日本語版(左)にだけ無くて、その他言語(右)にはあるものがある…?

Surface Proの運用を本格的に始めて数日。こちらは普段使っているThinkPad T430s(修理中)と環境をほぼ揃えるために、システムの表示言語をログイン画面を含めてイギリス英語に設定しなおしました。まあ、気分ですw

一方、もう1台手元にあるThinkPad X121e(AMD)は、日本語ユーザーインターフェイス環境での検証用に日本語表示のままキープしています。Windows 7? 僕にとっては既に過去のOSです(

ところで、Windows NT系列のOSでは致命的すぎるシステムエラーを「STOPエラー」として扱い、システム全体に影響が及ぶ前に動作をストップしてしまう仕組みが導入されています。「ブルースクリーン(Blue Screen of Death : BSOD)」とも呼ばれているあれです。

Windows 8/8.1では、STOPエラーの画面が超簡素化された上で、システムと同じ言語で表示されるようになったことが話題になりましたが、日本語のWindows 8/8.1だけ「あるもの」が更に省略されています。以前、X121e(AMD)の調子が悪かった時にもちょっと触れていますが、今回、改めて日本語版にだけ無いSTOPエラーの「アレ」をご紹介します。  続きを読む


Posted by せう at 12:19Comments(0)Personal ComputingPC Tips

2013年11月22日

Windows 8.1をインストールしたThinkPad T430sでIntel WiDi(Miracast)を使う方法


久々にWiDi使おうと思って引っかかりましたorz

ほとんど無計画にThinkPad T430sのWindows 8をWindows 8.1にバージョンアップして1ヶ月経ちました。最初はさしたるトラブルはないと思っていたんです。しっかりOSのバージョンアップ前にソフトウェアやドライバー類は最新にしましたし。

が、小さなトラブルはいくつか発生しています。そのうち、一番大きいと思われるIntel WiDiがらみのトラブルと、その解消法を今更ながらご紹介します。  続きを読む


2013年10月31日

やっぱりWindows 8/8.1にスタートメニューは要らない件




スタートメニュー、もはや要らない気も…

Windows 8.1 Pro with Media Centerを使い始めて、ちょっと経ちました。

Windows 8.1といえば、デスクトップモードのタスクバーにスタートボタンが「復活」したのが話題なんですけど、やっぱりこれ、要らないなー、と思うことしきりです。

Windows Vista以降のスタートメニューは検索機能が強化されているのは、以前、このブログでも書いた記憶があるのですが、この検索機能の強化以来、スタートメニューの「中身」までたどることなく、検索機能でアプリを起動したり、ドキュメントファイルにアクセスしたりするようになったんですよね。この時点で、もはや、Windows 95(やWindows NT4.0)以来のスタートメニューは自分にとっては不要になってしまったんですよね…。検索機能さえあれば良い状態で。

Windows 8では、スタート画面でいきなりキーボードを打てばインストール済みアプリやドキュメントファイルの検索ができますし、Windows 8.1でもそれは維持しつつ、オンラインなら、昨今個人的には株がかなり上がっているBing検索の結果も同時に表示できますWindowsキーとQキーの同時押しで検索への一発ジャンプもできますし。

こういう使い方だと、タスクバーのスタートボタンが本当に蛇足としか思えない今日この頃です。つまり、消したい、ということです、ええ(  


Posted by せう at 10:53Comments(0)Personal ComputingPC Tips

2010年06月22日

Windows 7のウリをかんたんに。(今更)Part 3



昨年11月5日以来、大絶賛放置プレイをしていた「Windows 7のウリをかんたんに。」シリーズ。予定とは大幅に違いますが、今回、便利なWindowsキーとのコンビネーションで実現する機能をいくつか紹介してみようと思います。超が付くほど今更感があると思いますがおつきあいください。

今までの「Windows 7のウリをかんたんに。」
Windows 7のウリをかんたんに。Part 1
Windows 7のウリをかんたんに。Part 2
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Posted by せう at 10:40Comments(0)PC Tips

2009年11月05日

Windows 7のウリをかんたんに。Part 2



Windows Vistaの改良版として登場したWindows 7。その特徴を簡単に解説するエントリーの第2弾です。

今回は、OSのバージョンが"0.1"だけ上がったことによるOSの機能面での改善に焦点を当ててみようと思います。

今までの「Windows 7のウリをかんたんに。」
Windows 7のウリをかんたんに。Part 1
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Posted by せう at 13:15Comments(3)PC Tips

2009年10月25日

Windows 7のウリをかんたんに。Part 1



いよいよ登場しましたね、Windows NT 6.1こと、Windows 7。Windows 7は、「7番目のWindows」として紹介されていますが、本当に7番目なのかなぁ、という突っ込みがしたくなる今日この頃です。

自分もなぜかThinkPadに付いてくる優待アップグレードを待たずに7 Professionalのライセンスを1つゲットし、64bit版を入れてみました(上のキャプチャ写真)。4GBのメモリー全量活かせるのは大変うれしい限りです。

それはさておき、このBlogでは何度目かわかりませんが、Windows 7は...

Windows Vista(NT 6.0)の機能改善をしたマイナーバージョンアップ版のOS


というのが正確な立ち位置な訳です。そこで、そんなWindows 7のウリを数回に分けてまとめてみます。  続きを読む

Posted by せう at 08:30Comments(3)PC Tips