2019年08月10日
Windowsのブルースクリーン、「日本語版」にはないもの
エアコン付きの部屋で快適生活を送るせうです。こんにちは。人生○○年にして初めてエアコンのある家に住むことになったわけですが、もうエアコンなしには戻れない予感がしています(
さて、今回の話題はWindowsにおいて処理を続行できない致命的な「STOPエラー」。STOPエラーが発生した際に表示される画面は「ブルースクリーン」、あるいは「BSoD(Blue Screen of Death)」と呼ばれています。OSやハードウェアの安定度が増したことから、出現頻度は低くなった感があります。
このブルースクリーンですが、Windows 8以降のOSではいろいろ変わりました。その変更点において、なぜか日本語OS(厳密には日本語をシステム言語としてインストールした場合)では表示されない要素があるのをご存じでしょうか。
【おことわり】 記事を書くために、今回は「NotMyFault」という開発者向けソフトウェアを使って意図的にSTOPエラーを起こしています。NotMyFaultで起こすSTOPエラーはなかなか”強烈”で、再起動後に副作用が発生することがあります。意図的なSTOPエラーを無難に起こしたい場合は、レジストリ操作が必要ですが、キーボード操作で起こす方法をお勧めします。
そもそも、できる限りSTOPエラーは起こすべきではありませんが(
■Windows 8以降のブルースクリーンの特徴
Windows 7までのWindows NT系OSのブルースクリーンは、OSのシステム言語に関わらず英語表示で、こういうことをやってくださいというメッセージや、STOPエラーを引き起こしたドライバー(ハードウェアを動かすソフトウェア)の名前、エラーコードなどがズラズラと書かれていました。
一方、Windows 8以降のOSではブルースクリーンがシステム言語で表示されるようになった上、メッセージが大幅に簡略化されました。すごく簡単にいうと、「STOPエラーの詳細はサポートサイトを見るか、エラーコードをググってくださいね」という対応に変わってます。
……とはいえ、それだとあまりに不親切なので、Windows 10の「Anniversary Update(バージョン1607)」以降ではブルースクリーンにサイトサポートへのリンクを記したQRコードも表示されるようになりました。
■日本語版で省かれたのは「顔文字」
若干もったいぶった感じになってしまいましたが、Windows 8以降の日本語ブルースクリーンにない表示は「顔文字」です。
日本語以外を第一言語として設定した場合、ほとんどの言語で「 :( 」の顔文字が冒頭に出てきます。自分の知る限り、顔文字が出てこないのは日本語だけです(他にも出てこない言語があったら教えてください)。
表示文字数の都合かな、とふと思ったりもしたのですが、上の日本語とイギリス英語で見比べれば分かる通り、表示領域に大きな差はありません。たぶん、顔文字文化の違いから日本語では非表示になったのだと思われます。
個人的には、いらつきが若干和らぐので日本語でも「 :( 」を出して構わないと思うのですが…。
■おまけ:NotMyFaultの「副作用」
意図的にSTOPエラーを起こすのに使ったNotMyFaultは「なかなか”強烈”」と言いましたが、その副作用の1つが、再起動後のCHKDSK(ディスクチェック)です。Windows 8以降のOSでは、この辺のメッセージも、原則としてシステム言語で表示されます。
Windows 7までのWindows NT系OSのブルースクリーンは、OSのシステム言語に関わらず英語表示で、こういうことをやってくださいというメッセージや、STOPエラーを引き起こしたドライバー(ハードウェアを動かすソフトウェア)の名前、エラーコードなどがズラズラと書かれていました。
一方、Windows 8以降のOSではブルースクリーンがシステム言語で表示されるようになった上、メッセージが大幅に簡略化されました。すごく簡単にいうと、「STOPエラーの詳細はサポートサイトを見るか、エラーコードをググってくださいね」という対応に変わってます。
……とはいえ、それだとあまりに不親切なので、Windows 10の「Anniversary Update(バージョン1607)」以降ではブルースクリーンにサイトサポートへのリンクを記したQRコードも表示されるようになりました。
【エラーコードの詳細を見たいときは?】Windows 8以降のブルースクリーンでは、エラーコードの一部(16進数で表記されるエラー内容の詳報)が表示されません。詳細なエラー原因を調べたい場合は、STOPエラー発生時に生成される「ダンプファイル(.dmp)」を解析する必要があります。フリーソフトの「BlueScreenView」を使うと便利です。
■日本語版で省かれたのは「顔文字」
若干もったいぶった感じになってしまいましたが、Windows 8以降の日本語ブルースクリーンにない表示は「顔文字」です。
日本語以外を第一言語として設定した場合、ほとんどの言語で「 :( 」の顔文字が冒頭に出てきます。自分の知る限り、顔文字が出てこないのは日本語だけです(他にも出てこない言語があったら教えてください)。
表示文字数の都合かな、とふと思ったりもしたのですが、上の日本語とイギリス英語で見比べれば分かる通り、表示領域に大きな差はありません。たぶん、顔文字文化の違いから日本語では非表示になったのだと思われます。
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