2013年11月26日
[意外?]生まれて「初めて」ファミコンを買いました。
ファミコンと言ったら、シャープのツインファミコン
最近、ふとしたきっかけでファミコン関連の動画を見まくっていた結果、「おお、ファミコン欲しいぞ、欲しいぞおおおおおおおおおお」感が高まってきた訳です。でも、せっかくだから、ツインファミコン以外の「本物」のファミコンが欲しい訳です。
近所のゲーム屋に行ってみたら、コントローラーだけ付いてる中古のAV仕様ファミリーコンピュータ
■AV仕様ファミリーコンピュータ(HVC-101)
自分のように、ファミコン=ツインファミコン、っていう人はそれほど多くないと思います。一般的に、ファミコンと言ったら、赤と白のデザインだと思われます。これは、いわゆる「初代ファミコン」と呼ばれるHVC-001という型番のファミコンです。
HVC-001は、RFスイッチを使ってアナログテレビのVHF波に割り込んで画面出力する方式なので、ごく最近のアナログテレビチューナーのないテレビには接続できません。回路を改造すれば、コンポジットビデオ出力できるようにもでき、一部の中古ゲームショップでは、改造済み本体も売っているのですが、何となく「美しくない」気がしてならない訳です。
そこで、注目すべきなのが、今回購入した、HVC-101という型番のAV仕様ファミリーコンピュータなのです。このファミコンは、1993年、ファミコン10年目にして初めてフルモデルチェンジされたもので、HVC-101と比較して以下のような違いがあります。
1. コントローラーが「外付け」に
HVC-001では、コントローラーが本体に直付けでした。シャープのツインファミコンや編集ファミコンもこれに準じて本体直付けでした。コントローラー1(1コン)にはスタート・セレクトボタンが付いていて、コントローラー2(2コン)にはこれらが無い代わりに、マイクが付いています。これらのコントローラーが壊れた場合の交換の際は、本体をネジで開けて行う必要があり、ちょっと面倒でした。
一方、海外版のNintendo Entertainment System(NES)では、1コン・2コンともに同仕様のコントローラーを外付けする仕様でした。マイクを使った機能は使えないものの、壊れた際の交換が非常に簡単です。
HVC-101では、NESと同規格の外付けコントローラーを使うようになっています。1コン・2コンとも同じコントローラーです。海外などで売られているNES用コントローラーを使うことも当然可能です。今でもNES用のコントローラーは互換品も含めれば結構流通しているので、壊れてもある意味安心です。
ただ、マイクを使ったゲームはどうするの、という心配もあります。2コンのコントローラーは壊れやすかったこともあり、マイクをつかうゲームは、マイクの音声入力に対する代替コマンドが用意されている(多くはセレクトボタンを押すことがマイクの代替になる)ので、そこまで心配することは無いのかもしれません。
ちなみに、外部コントローラーなどを接続する拡張端子については、本体の右側に移りはしましたが、継続して搭載されています。
2. カセットの取り出し(イジェクト)機構がない
HVC-001にはカセット取り出しレバーが付いていますが、HVC-101にはカセット取り出しレバーが付いていません。カセットの取り出しの際は手で行う必要があります。普通のカセットならともかく、ディスクシステムのRAMカードリッジはすごく取り出しづらい設計ですね…。
なお、本体側のカセットスロット保護機構は、バネを使ったふたになりました。自分で開け閉めする必要がありません。
3. RF出力がなく、AV出力端子が付いた
HVC-101が「AV仕様ファミリーコンピュータ」といわれる所以がここにあります。HVC-001は、先ほど書いた通り、RFスイッチを使ってアナログテレビのVHF波に割り込んで画面出力します。もしも、コンポジットビデオで出力したいという場合は本体を改造するか、ツインファミコンか編集ファミコンを買う必要がありました(編集ファミコンではSビデオ出力もできます!!)。一方、NESでは、市場性の違いからか、RF出力だけではなく、コンポジットビデオ出力も標準搭載されていました。
HVC-101と、同時並行で開発が進められていたNES2(新型NES)については、コストの問題から、RF出力だけになる予定だったそうです。が、日本では「コンポジットビデオ出力を搭載して欲しい」という要望が多く寄せられたため、RF出力を廃止して、その代わりにスーパーファミコンと同一形状のAV出力端子が搭載されました(NES2は予定通りRF出力端子だけになった)。任天堂公式にビデオ出力できるようになったのは、これが初めてです。
ケーブルは、スーパーファミコン・ニンテンドー64・ゲームキューブのものと共通で使えますが、S端子出力とRGB出力はできません。RGB出力については、編集ファミコンから部品を取って魔改造すればできるそうですが、そこまでしなくても、ファミコン程度だったらコンポジットビデオ出力で十分な予感も(
RF出力がどうしても必要な場合は、別売りのRFモジュレータ
(Amazon.co.jp)を用意すれば大丈夫です。これは、ニンテンドー64と共用できます。
■マリオ ブラザーズ(HVC-MA)
何にもゲームなしで本体だけで、っていうのもアレなので、一緒にマリオ ブラザーズを買ってきました。「スーパー」ではないです。単なるマリオ ブラザーズです。ファミコン最初期のゲームです。
最初期のファミコンカセットのラベルには絵が付いておらず、このマリオ ブラザーズも例外ではないのですが、後々作られたロットでは絵付きになりました。この絵付きマリオ ブラザーズ、意外と貴重だったり…。
ということで、これからファミコンライフを満喫します!!
自分のように、ファミコン=ツインファミコン、っていう人はそれほど多くないと思います。一般的に、ファミコンと言ったら、赤と白のデザインだと思われます。これは、いわゆる「初代ファミコン」と呼ばれるHVC-001という型番のファミコンです。
HVC-001は、RFスイッチを使ってアナログテレビのVHF波に割り込んで画面出力する方式なので、ごく最近のアナログテレビチューナーのないテレビには接続できません。回路を改造すれば、コンポジットビデオ出力できるようにもでき、一部の中古ゲームショップでは、改造済み本体も売っているのですが、何となく「美しくない」気がしてならない訳です。
そこで、注目すべきなのが、今回購入した、HVC-101という型番のAV仕様ファミリーコンピュータなのです。このファミコンは、1993年、ファミコン10年目にして初めてフルモデルチェンジされたもので、HVC-101と比較して以下のような違いがあります。
1. コントローラーが「外付け」に
HVC-001では、コントローラーが本体に直付けでした。シャープのツインファミコンや編集ファミコンもこれに準じて本体直付けでした。コントローラー1(1コン)にはスタート・セレクトボタンが付いていて、コントローラー2(2コン)にはこれらが無い代わりに、マイクが付いています。これらのコントローラーが壊れた場合の交換の際は、本体をネジで開けて行う必要があり、ちょっと面倒でした。
一方、海外版のNintendo Entertainment System(NES)では、1コン・2コンともに同仕様のコントローラーを外付けする仕様でした。マイクを使った機能は使えないものの、壊れた際の交換が非常に簡単です。
HVC-101では、NESと同規格の外付けコントローラーを使うようになっています。1コン・2コンとも同じコントローラーです。海外などで売られているNES用コントローラーを使うことも当然可能です。今でもNES用のコントローラーは互換品も含めれば結構流通しているので、壊れてもある意味安心です。
ただ、マイクを使ったゲームはどうするの、という心配もあります。2コンのコントローラーは壊れやすかったこともあり、マイクをつかうゲームは、マイクの音声入力に対する代替コマンドが用意されている(多くはセレクトボタンを押すことがマイクの代替になる)ので、そこまで心配することは無いのかもしれません。
ちなみに、外部コントローラーなどを接続する拡張端子については、本体の右側に移りはしましたが、継続して搭載されています。
2. カセットの取り出し(イジェクト)機構がない
HVC-001にはカセット取り出しレバーが付いていますが、HVC-101にはカセット取り出しレバーが付いていません。カセットの取り出しの際は手で行う必要があります。普通のカセットならともかく、ディスクシステムのRAMカードリッジはすごく取り出しづらい設計ですね…。
なお、本体側のカセットスロット保護機構は、バネを使ったふたになりました。自分で開け閉めする必要がありません。
3. RF出力がなく、AV出力端子が付いた
HVC-101が「AV仕様ファミリーコンピュータ」といわれる所以がここにあります。HVC-001は、先ほど書いた通り、RFスイッチを使ってアナログテレビのVHF波に割り込んで画面出力します。もしも、コンポジットビデオで出力したいという場合は本体を改造するか、ツインファミコンか編集ファミコンを買う必要がありました(編集ファミコンではSビデオ出力もできます!!)。一方、NESでは、市場性の違いからか、RF出力だけではなく、コンポジットビデオ出力も標準搭載されていました。
HVC-101と、同時並行で開発が進められていたNES2(新型NES)については、コストの問題から、RF出力だけになる予定だったそうです。が、日本では「コンポジットビデオ出力を搭載して欲しい」という要望が多く寄せられたため、RF出力を廃止して、その代わりにスーパーファミコンと同一形状のAV出力端子が搭載されました(NES2は予定通りRF出力端子だけになった)。任天堂公式にビデオ出力できるようになったのは、これが初めてです。
ケーブルは、スーパーファミコン・ニンテンドー64・ゲームキューブのものと共通で使えますが、S端子出力とRGB出力はできません。RGB出力については、編集ファミコンから部品を取って魔改造すればできるそうですが、そこまでしなくても、ファミコン程度だったらコンポジットビデオ出力で十分な予感も(
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