せうの日記

Xperia Tablet SO-03Eを24回ニコニコ分割払いで買ったものの、結局家ではARROWS Tab F-05Eの方が利用頻度が高いせうです。こんにちは。タブレットを動画プレーヤーとして使うには、F-05Eの方が正直使い勝手が良いんですよね…。意外かもしれませんけど。

それはさておき、そんなARROWS Tab F-05Eですが、標準状態ではAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich ： ICS)が搭載されています。それをひとつ上のAndroid 4.1(Jelly Bean : JB)にすることが発売元であるNTTドコモから5月に発表されていましたが、その待望のアップデートが昨日から始まりました。

ARROWS Tab F-05Eの製品アップデート情報(NTTドコモ)

とりあえずOSのバージョンアップに喜びを感じないわけではない自分は、昨日の帰宅後、早速バージョンアップしました。

■何が変わるの?


さて、今回のOSのバージョンアップ、一体何が変わったのか、という点が結構重要だと思います。数字としてはわずか0.1のバージョンアップですから、マイナーバージョンアップであることは間違いないですが、とりあえずOS自身の主な変更点を見てみると…

・ Google検索アプリが"Google Now"に
・ 通知パネルからアプリのアクションが可能に
・ OSレベルでのJIS(日本語)配列キーボードへの対応(F-05Eは既に独自実装済み)
・ ウィジェットのサイズ変更をサポート
・ アラビア語など、"Right-to-left"な言語への対応
・ 全体の動作パフォーマンスの最適化

といったところが挙げられます。また、ドコモから出ている端末では…

・ データ保管BOXへの対応
・ NOTTVにおける災害関連情報受信機能の追加

が行われます。更に、F-05E固有の主な変更・修正点としては…

・ 「最近使用したアプリ」からアプリの一括終了ができるようになった
・ キャプメモボタンの位置が時計左側から「最近使用したアプリ」ボタン(一部アプリ起動中はメニューボタン)の横に移動
・ カメラ機能に顔検出エンジンを追加
・ dビデオの再生中、まれにエラーメッセージが出てしまうことがある不具合の修正

が挙げられます。

あと、細かい仕様変更・修正が色々あるのですが、一番分かりやすいのは、通知エリアの時計のフォント変更です。これとキャプメモボタンの位置でF-05EがICSのままなのか、JBを適用済みなのかが判別できます。

■どうやって適用するの?


今回のOSバージョンアップは、今までの富士通製スマホ・タブレットのそれとは異なり、追加でアプリを用意せずに行えます。端末設定画面の「端末情報」にある「Androidバージョンアップ」から操作を行えます。なお、ICS環境下でのソフトウェアが最新でない場合は、先にそちらを最新にしてから出直せと言われますので、ご注意を。

OS更新データの取得に関しては、無線LAN(Wi-Fi)につないだ状態で本体単体で行う方法と、パソコンで富士通の特設サイトからデータをダウンロードする方法があります。後者の場合は、ダウンロード後、F-05Eの内蔵ストレージまたはF-05Eに挿入するmicroSDカードのルートフォルダにデータをコピーしておきましょう。今回、自分は前者の方法でやりました。

なお、OSバージョンアップ時は、既存のアプリやデータは原則保持されますが、まれに消えてしまうことがあるので、大事なデータは事前にバックアップしておきましょう。あと、OSバージョンアップ前にアプリをできるだけ最新版にしておきましょう。ICS→JBではあまり聞きませんが、古いバージョンのままだとバージョンアップ後に起動できなかったり、挙動がおかしくなったりするアプリも存在する可能性がありますので。


ダウンロードするデータは約246MBで、光回線配下の無線LANなら5分以内に終わると思います。ダウンロード後は、データの展開と検証をし、準備が整うと再起動してデータの書き換えを始めます。F-05Eの場合、2回再起動します。システムの書き換えと、新OS下でのデータ・アプリ最適化は合わせて約26分ほどかかりました。

ということで、我が家のF-05Eは無事JB化を果たしました。やっぱり、キャプメモボタンの位置変更と、時計の変更がOSバージョン変更を物語っています。今のところ、特に不具合やおかしな動きはありません。寧ろ、スクロール動作が良くなって、DiXiM(DLNAクライアント)で時折発生していたブロックノイズ多発が解消できています。何かおかしな点があったら、また別途エントリーしたいと思います。