2011年10月03日

ストレートなテンキースマホ「S42HW」に触ってきた


今月追加投入される予定のホワイトのS42HW


前の記事の通り、台風の影響で開催が延期されたおかげで参加できた「EMOBILE『smart bar (S42HW)』タッチ&トライ ブロガーミーティング」。

従来型の日本的携帯電話(ケータイ)が大好きな自分としては、ストレートかつケータイっぽいテンキーが付いていることが非常に注目ポイント。

とりあえず、そこにとどまらず、色々見てきましたので、そのご報告を。

とりあえず、会場にゼロスマさんと共に向かった自分。何があっても良いようにと、早めに会場であるイー・アクセス本社に向かったところ、余裕の1(2?)getと相成りましたw 会場が開くまで、隣の会議室で待機。開場すると、各席1台ずつsmart bar S42HWが1台ずつ。

それで一番最初、まっさきにやったことと言えば...


凛然と輝くNTT DOCOMO|NTT DoCoMoの文字。

手持ちのNTTドコモのFOMAカードを挿入して、SIMロックフリーかどうかを確かめること。S42HWは設計上、W-CDMA 1.7GHz帯/2.1GHz帯に対応しており、FOMAネットワークをフルサポートできます。しかし、SIMロックがかかっていたら当然使えない訳です。結果は、ご覧の通り、正常にNTTドコモのFOMAネットワークを検出しました。でも、肝心の通信機能が使えないとだめだろ、ということで、ひとまず通話テストだけしてみました。



ご覧のとおり、通話は成功。イー・モバイルとしては端末のSIMロックフリー化を積極的に進める方針を示していますが、その姿勢を改めてきちんと確認できました。ちなみに、spモードによるパケット通信は、IMEI(端末の製造番号)ではねられてダメでした... こればかりはしょうがないですね。


はじまるおー

その後、EMOBILEのUSIM(データ専用の赤いUSIMでした)に戻して、端末をしばらくいじっていたら、開会の時間。今回は、プレゼン等の時間よりもタッチアンドトライの時間を多めに取る、というその筋の人には大変ありがたいかもしれない感じで会が進行しました。ただ、やはり、何を考えてその端末を作ったのか、というのを聞くことはすごく大事だと思うのです。


女性じゃなくてもとても嬉しい片手操作

今出ているスマートフォンの大半で困ることと言えば、片手での操作が非常にしづらいこと。「大画面・フルタッチならみんな買うっしょ!!」的なノリなのかどうなのか分かりませんが、現実にそういう端末が売れています。でも、両手を使うより、片手で操作できる方が、片手が空いて「スマート」(無駄がない状態)であると考えている自分としては、今売れているスマートフォンの大半は、両手操作に「退化」してしまっていると思うのです。

一方、世の中、タッチ操作に抵抗感を抱く人もたくさんいます。しかしながら、世の中のAndroidスマートフォンアプリの大半はタッチ操作を前提にして作られています。そのため、タッチ操作に全く対応しないAndroidスマートフォンを作ってしまったら対応アプリがガクッと減ってしまうリスクもあります

片手で操作出来て、どうしてもタッチ操作に抵抗感を抱く人にも受け入れられて、しかしタッチ操作しなければならないときの操作性を極力損なわないように、という命題を解決するためのある種の「結論」が、このS42HWなのです。テンキー付きの端末なら、シャープがソフトバンクモバイルとau(KDDIと沖縄セルラー)向けに数機種出していますが、タッチとテンキー操作を両方やろうとすると少し大変な折りたたみ式だったりスライド式だったりします。よくぞストレート端末にしてくれた、という感じです、本当に。


ただテンキーを付けてもダメなのです

ただ、闇雲にテンキーを付けてもダメなのは、先に挙げたシャープ製テンキー付き端末のとある機種が証明済みだったりします。テンキーでの操作を快適にできるようにすることはとても大事です。そこで、発話ボタンだけで発信画面に行けるようにするだけではなく、逆トグル(逆順入力)やツータッチ入力(いわゆる「ポケベル打ち」)を含めて、テンキーでの文字入力のしやすさも重視しています。テンキーでPocket WiFi(無線LANテザリング)機能を有効にできたり、画面ロックをセンター(決定)キー長押しで出来たりするのも、かなり便利です。ただ、クリアキーの挙動についてはOSの制約もあり、ケータイと同じにしきれなかったのは残念だったり... それ以外が結構よく出来ただけに...

とりあえず、S42HWを触って思ったのは、コンパクトなストレート筐体のスマートフォンも意外と「アリ」なんだということ。上でも書いた通り、スマホと言えば大画面フルタッチ、っていう風潮に一石を投じているような気がします。みなさんも是非実機で色々体感して欲しいところです。



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