2012年09月27日

手を触れずにOptimus itを操作してみよう!


あれ、パソコン画面にOptimus itが…

実は、AppComingの中の人から"Optimus it L-05D"(NTTドコモ / LG Electronics Japan)を借り続けていたせうです。こんにちは。

突然ですが、携帯電話を携帯電話に触れずに操作したいと思うこと、ありませんか? 例えば、職場で携帯電話を机には出せないけれど、着信履歴やメールを確認したい、とか、家ではパソコンを使うので、携帯電話はあまり見ないんだけど、それでも着信が気になるから、パソコンで確認したい、とか。

そんなときに、パソコンでOptimus itの画面を「操作」できる"On-Screen Phone"(オンスクリーンフォン)は、いかがでしょうか?

■必要条件は?

Optimus itでOn-Screen Phone機能を使うためには、以下のようなパソコンが必要です。

OS : Windows XP(32bit版のみ)およびWindows Vista/7(32bit版・64bit版両対応)
CPU : 1GHz以上のプロセッサー推奨
メモリー : 512MB以上を推奨
グラフィック : 1024×768ドット以上の解像度で32ビットカラー(1677万色)表示が可能なこと
接続方法 : USB 2.0 or Bluetooth 2.1 Ver. with EDR(SPPプロファイルを利用) or 無線LAN(IEEE802.11b/g/n)

ということで、今時のWindowsパソコンを持っていれば、要件を満たせない、ということは滅多になさそうです。Macで使えないのは、一部の方には残念ですが、Boot Campや仮想マシンを上手く使えば使えるかもしれません。

■どうやって始める?


パソコンにはソフトウェアを別途ダウンロードしてインストールしましょう

On-Screen Phone側で使うパソコンには、別途ソフトウェアを導入する必要があります。ソフトウェアは、LG Electronics Japanのサイトからダウンロードすることができます。ソフトウェアはzip(圧縮ファイル)で提供され、On-Screen Phoneソフトウェアのインストーラーのほか、On-Screen Phoneの取扱説明書(PDF形式)とUSB接続時に利用するドライバーのインストーラーがパッケージされています。


ソフトウェアをインストールしましょう


必要に応じてUSBドライバーもインストールしておきましょう

ダウンロードしたパッケージを解凍したら、On-Screen Phoneソフトウェアをインストールします。USBで接続する場合は、ドライバーも別途インストールします。自分のWindowsは英語版なので、あえて英語版のソフトウェアをインストールしていますw


端末側もしっかり設定しましょう

Optimus it本体側の設定も必要です。端末設定から接続→On-Screen Phoneと進み、On-Screen Phoneの項目にチェックを入れればOKです。初回は機能の紹介が出てきたあとに、接続時認証に使うパスワード(数字4ケタ)を設定することになります。設定後、項目にチェックが入ると、本体側の準備は完了です。

■実際に使ってみよう


今回はWi-Fi接続を試してみました。

設定後、実際の接続操作はWindowsパソコン側で行います。先述の通り、接続方法はUSB、Bluetooth、Wi-Fi(無線LAN)の中から選べます。今回は、セットアップの簡便さを優先して、Wi-Fiで利用してみました。

Wi-Fi接続の場合、Optimus itに直接アクセスするパターン(Wi-Fiテザリングを有効にしておく必要あり)、パソコン側が有線LANであるパターンパソコン側もWi-Fiであるパターンの3種類から選んでセットアップします。今回はパソコンもWi-Fiな設定でセットアップしました。


端末の検索が行われます

ネットワーク構成を選ぶと、On-Screen Phoneデバイスの検出が始まります。最初の検出は、ルーターの不調で失敗しましたorz ルーターを再起動してみたところ、成功しました。


パスワードを要求されます

接続しようとすると、Optimus it側で設定したパスワードを要求されます。都度入力も選べますし、パスワードを記憶させておくこともできます。


WindowsのデスクトップにOptimus it出現!!

接続に成功すると、パソコンの画面の中にOptimus itっぽいウィンドウが登場し、その中に、Optimus itの画面が表示されます。ウィンドウの側面にはボリュームボタン、上部には電源ボタンも付いていて、押すと、その通りの動きをします。端末の遠隔スリープもできたりするんですよね、これでw


拡大表示もできます

ちょっと画面小さいよなー、というときは拡大表示することもできます。本体を模した画面の左上のアイコンをクリックすると、拡大されます。拡大すると描画パフォーマンスが落ちることがあるよ、という旨の警告が表示されますが、そこまで落ちた、という感じはしませんでした。

通常表示、拡大表示問わず、本体下部のシステムキー機能(あるいは配列)が本体と完全一致しないのはどうなんだろうなー、と思ってしまいます。


ちょっと不格好かもしれないですが、キーボードでの入力もできます

パソコンのキーボードを使った文字入力もできます。ただし、日本語入力時は、ウィンドウのエッジに入力文字列が表示されて、確定後にOptimus it側に反映される、というかたちですがw 半角英数字は即時反映されます。


カメラ操作できた!

警告画面では、カメラや動画の操作・表示ができないかもしれないよー、という旨の表示が出ましたが、試してみた限り、静止画カメラ機能は操作・表示できました。リモートシャッター代わりに使えるかもしれません。

ということで、結構かんたんではありますが、Optimus itのOn-Screen Phoneを使ってみました。意外と便利ですねぇ。もうちょっと設定の導線がわかりやすいともっと良いですね。


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