せうの日記

アメリカなどでは、ThinkPad Reserve EditionというX61sベースの15周年記念モデルがリリースされました。

このReserve Editionは、日本じゃまず売れないような価格帯で、日本での発売は無いだろうと思われていました。

しかし、日本限定のThinkPad X61sの15周年記念モデルがリリース決定しました!!

仕様は以下の通り。

OS : Windows XP ProfessionalかWindows Vista Ultimate(x86)[選択可]
CPU : Intel Core 2 Duo L7500
メモリー : 2GB(2GBx1)[最大4GB]
HDD : 200GB(7200rpm)
キーボード : 日本語またはアメリカ英語[選択可](←ここポイント)
ワイヤレス : IEEE 802.11a/b/g準拠、IEEE 802.11n ドラフト2.0準拠、Bluetooth
ディスプレイ : 12.1V型TFT液晶(1,024×768ドット)
塗装 : ThinkPad 600シリーズ・770シリーズと同様の処理(←ここポイント)

Reserve Editionと比べると、非常に「現実的」な限定モデルに仕上がりました。特に、日本語OSにアメリカ英語キーボードやThinkPad 600シリーズや770シリーズのピーチスキン処理を施した筐体など、往年のThinkPad好きには非常にたまらない鼻血ブー的な限定モデルになっております。CTO項目は、キーボードとOSで、都合4モデル出来る事になりますが、12月4日から合計315台限定です。欲しい方はぜひ。

ThinkPad X61s ThinkPad 15周年記念モデル(Lenovo Japan)


そして、先日行われた「中の人に聞いてみよう」の件数の多かった質問に対する回答も掲載されましてですね。特に2つ目と7つ目の質問が大変興味深い訳です。引用すると...(分かりやすいように加工してあります)

Q2 : System Update の使い勝手について

System Update の使い勝手についてはお客様からご指摘を頂いており、適宜開発へのフィードバックを実施しております。今後も気になる点などありましたらお手数ですが eメール・サポート送信フォーム からご質問、ご意見をお寄せください。

Q7 : ThinkPadロゴを入手できませんか？

お客様より、ThinkPadロゴ入りステッカーを希望する声を多くいただいたため、プレゼント等の形でお客様にご提供させていただくことを検討中ですのでしばらくお待ちください。

何か、世の中狭いもので、自分と同じ考え方の人が多いんだな、と実感したしだいです。TVSUが使いものにならないとか、ThinkPadロゴの方が良いとか。

TVSUに関しては、Ver.3.10になってだいぶマシになってきましたが、まだまだ改良の余地はあります。ソフトウェア導入支援と同様の機能(自分でダウンロードしたファイルのインストールなど)は実装すべきです。ThinkPadロゴに関しては、プレゼントと言わず、売っても良いのでは、とも思います。昔のThinkPadでは、韓国向けにロゴのリプレースキットがあった(昔、韓国ではLG電子がThinkPadを販売していた)訳なので、不可能ではないと思うのですが...

とりあえず、ThinkPadがもっと良くなることを願ってならない今日この頃です。