せうの日記

最近、人柱になる事が多い気がしますが。

Adobeのアプリケーション・技術テスト情報公開サイトであるAdobe Labsで、Adobe(旧Macromedia) Flash 9.0の最新版のテスト版(ややこしい...)を配布しています。

バージョンは9.0.60.184となり、現在配布中のAdobe Flashよりも新しくなっています。このバージョンでは、次のような機能の追加・改善が行われます。

・H.264形式の動画とHE-AAC形式の音声に対応
・ベクター描画の際のマルチコアプロセッサ処理対応
・ハードウェアによるフルスクリーンスケーリングへの対応
・Adobe Flexのような共通プラットフォームコンポーネント用のFlash Playerキャッシュの追加
・Microsoft Active Accessibility(MSAA)への対応[Windows版のみ]

特に、H.264やHE-AACへの対応が大きな変更点でしょうか。Windows版のみですが、MSAAに対応したのも、大きな変更点です。

配布プラットフォームは、Windows(ActiveX[IE]用・Mozilla Plug-in[Firefox・Opera・Safari等]用)、Mac OS X(10.1用と10.2以降用が別々です)、Linuxです。

当然、自分用のマシン(ThinkPad・MacBook)に速攻でインストールしたのは言うまでもなく(爆)。

注意点としては、事前に現在のFlash Playerをアンインストールする必要がある、という点です。特に、Windows ActiveX版は、アンインストールをしないと100%インストールに失敗します。

また、Windows Mozilla Plug-in版も、インストーラがGranParadisoを検出できないので、自分の場合はOperaのプラグインフォルダから直接コピーしました。

ヒトバシラー諸氏におかれましては、ダウンロードは、こちらからできますので、お試しアレ。一応、日本語UIも含まれています。フィードバックは、英語のみ受付です。

ところで、Adobeは元々Macに「おんぶに抱っこ」だったはずですが、Windows版固有の機能やソフトが少なくないですね、最近... 「オールドマカー」の皆さんはこの件についてどうお考えなのでしょうか...?