2007年06月10日
ソフトウェア導入支援とSystem Update
ThinkPadを使う利点として、様々なバージョンのWindowsの動作をサポートしている事が挙げられます。
例えば、自分が使っているThinkPad X60(1709-57I)には、Windows XP Professional(Service Pack 2)がプリインストールされていますが、Lenovoによって、次のOSの動作もサポートされています。
・Windows 2000 Professional
・Windows XP (Home Edition / Professional)
・Windows Vista (全エディション)
動作サポートOSについては、そのOS向けのデバイスドライバだけでなく、ユーティリティソフトウェアも、Lenovoのダウンロードページからダウンロードすることができます。
他社のパソコンだと、プリインストールOS以外はサポートしないし、ドライバも提供しない、という事が殆どなので、このドライバ提供の厚さだけでもThinkPadを使う理由になります。
そして、そのデバイスドライバやシステムユーティリティのダウンロード・インストール・管理をする支援ツールがあるのも、ThinkPadの強みです。実は、今回話題にしたいのは、この支援ツールの事なのです。
ThinkPad用のドライバ・ユーティリティソフトウェアには2種類あります。ソフトウェア導入支援(Software Installer : 以下SI)と、ThinkVantage System Update(以下TVSU)です。しかも、殆ど機能は同じ...
[ソフトウェア導入支援(Click to enlarge)]
[ThinkVantage System Update(スプラッシュスクリーン)]
違いを挙げるとするならば...
・Windows Vistaでは、TVSUのみサポート対象
つい最近、ThinkPad T61/X61(s)/X61t/R61をサポートするためにSIの最新版が登場しました(スクリーンショットのものです)。これは、対象OSをWindows 2000/XPとしており、Windows Vistaを動作対象外としています。
Lenovoでは、Windows Vistaのインストール済みのPCについてはTVSUの利用を案内しています。
しかし、ご覧のとおり、Windows Vistaでも正常に動作する上、しっかりとWindows Vista用のドライバ・ソフトウェアを検出します。
・ローカルのダウンロード済みドライバ・ソフトの展開はSIのみOK
自分は、見てわかるとおり、Lenovo USで先行配信されるドライバを使うことが多いです。SI、TVSU共に日本ですでに公開されているもののみ検出するため、自分でWebブラウザを使ってダウンロードとアーカイブの展開を行います。
その後なのですが、複数のソフトウェアのSETUP.EXE(MSI)などを動かすのは非常に面倒です。
そんなときにはSIの出番です。SIの場合は、既にダウンロード・展開済みのドライバ・ソフトウェアの組み込みもすることができます。
[ドライバ検索設定画面(Click to enlarge)]
そういえば、以前のThinkPadでのWinPrash(Phoenix製のWindows用BIOS更新プログラム)を使ったBIOSアップデートでは、SIを利用することを前提としたものもありましたね(現在は、SIがVistaで公式サポートされていない事を踏まえて、スタンドアロンで実行することも考慮に入れてある)。この画面で思い出しました。
・TVSUではスケジュール更新チェックが出来る
TVSUでは、Windowsのスケジューラを使って、定期的にドライバ・ソフトウェアの更新チェックをすることが出来ます。
[スケジュール設定画面(Click to enlarge)]
同じような機能を備えた2つのソフトウェアなのですが、実は、この2つのドライバ・ソフトウェア管理ソフト、実は取得するドライバ・ソフトウェアに差があるようなのです。
SIは、ドライバ類の取得に強く、TVSUは、ユーティリティソフトの取得に強いようです。
同じ役目なのなら、一本化して、同じソフトを取得するようにしてほしいのですが...
とはいえ、この様なドライバ・ユーティリティソフト管理ソフトはあるだけでも親切なので、いい方向に開発してくれるといいな、と思ったり...
例えば、自分が使っているThinkPad X60(1709-57I)には、Windows XP Professional(Service Pack 2)がプリインストールされていますが、Lenovoによって、次のOSの動作もサポートされています。
・Windows 2000 Professional
・Windows XP (Home Edition / Professional)
・Windows Vista (全エディション)
動作サポートOSについては、そのOS向けのデバイスドライバだけでなく、ユーティリティソフトウェアも、Lenovoのダウンロードページからダウンロードすることができます。
他社のパソコンだと、プリインストールOS以外はサポートしないし、ドライバも提供しない、という事が殆どなので、このドライバ提供の厚さだけでもThinkPadを使う理由になります。
そして、そのデバイスドライバやシステムユーティリティのダウンロード・インストール・管理をする支援ツールがあるのも、ThinkPadの強みです。実は、今回話題にしたいのは、この支援ツールの事なのです。
ThinkPad用のドライバ・ユーティリティソフトウェアには2種類あります。ソフトウェア導入支援(Software Installer : 以下SI)と、ThinkVantage System Update(以下TVSU)です。しかも、殆ど機能は同じ...
[ソフトウェア導入支援(Click to enlarge)]
[ThinkVantage System Update(スプラッシュスクリーン)]
違いを挙げるとするならば...
・Windows Vistaでは、TVSUのみサポート対象
つい最近、ThinkPad T61/X61(s)/X61t/R61をサポートするためにSIの最新版が登場しました(スクリーンショットのものです)。これは、対象OSをWindows 2000/XPとしており、Windows Vistaを動作対象外としています。
Lenovoでは、Windows Vistaのインストール済みのPCについてはTVSUの利用を案内しています。
しかし、ご覧のとおり、Windows Vistaでも正常に動作する上、しっかりとWindows Vista用のドライバ・ソフトウェアを検出します。
・ローカルのダウンロード済みドライバ・ソフトの展開はSIのみOK
自分は、見てわかるとおり、Lenovo USで先行配信されるドライバを使うことが多いです。SI、TVSU共に日本ですでに公開されているもののみ検出するため、自分でWebブラウザを使ってダウンロードとアーカイブの展開を行います。
その後なのですが、複数のソフトウェアのSETUP.EXE(MSI)などを動かすのは非常に面倒です。
そんなときにはSIの出番です。SIの場合は、既にダウンロード・展開済みのドライバ・ソフトウェアの組み込みもすることができます。
[ドライバ検索設定画面(Click to enlarge)]
そういえば、以前のThinkPadでのWinPrash(Phoenix製のWindows用BIOS更新プログラム)を使ったBIOSアップデートでは、SIを利用することを前提としたものもありましたね(現在は、SIがVistaで公式サポートされていない事を踏まえて、スタンドアロンで実行することも考慮に入れてある)。この画面で思い出しました。
・TVSUではスケジュール更新チェックが出来る
TVSUでは、Windowsのスケジューラを使って、定期的にドライバ・ソフトウェアの更新チェックをすることが出来ます。
[スケジュール設定画面(Click to enlarge)]
同じような機能を備えた2つのソフトウェアなのですが、実は、この2つのドライバ・ソフトウェア管理ソフト、実は取得するドライバ・ソフトウェアに差があるようなのです。
SIは、ドライバ類の取得に強く、TVSUは、ユーティリティソフトの取得に強いようです。
同じ役目なのなら、一本化して、同じソフトを取得するようにしてほしいのですが...
とはいえ、この様なドライバ・ユーティリティソフト管理ソフトはあるだけでも親切なので、いい方向に開発してくれるといいな、と思ったり...
手持ちのWindows 7/8.1パソコンのほとんどをWindows 10にバージョンアップ!
IBMのPC事業がLenovoに譲渡されてまる10年。
世界レベルでレア!? 中国で「銀色」のThinkPad Yoga 14(S3)を発見…!?
ThinkPad用のコンパクトなACアダプターが「ひっそり」登場。
ThinkPad X1 Carbon用ACアダプターを買うつもりが"OneLink Dock"を購入した件。
「ThinkPad X1 Carbon プレミアムケース」がなかなか買えなかった結果。
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Posted by せう at 00:32│Comments(0)
│IBM and Lenovo
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