2007年06月07日

ThinkPadの型番ルール

自分の持っているThinkPad X60の正式型番は、1709-57Iです。

最近のLenovoのサイトでは、ハイフン抜きで170957Iの様に書くことがあるのですが、保守マニュアルやサポートサイト上では、ハイフンつきが正式な表記になっているようなので、このBlogでもハイフンつきで表記します。

さて。このThinkPadをはじめとするLenovo(旧IBM)のパソコンの話をする際に、ファンの方々は、モデル名(ThinkPad T61など)ではなく、この型番で話をするケースが多く見受けられ、現に2ちゃんねるのThinkPad関連スレッドでは、型番ベースで話をする事が多くなっています。

その大まかなルールを説明すると...

前4桁 : システム番号

前の4桁はシステム番号と言って、プラットフォームを表します。例えば、ThinkPad X60の場合は、1706・1707・1708・1709・2509・2510の番号が割り振られており、ThinkPad T60(p)の場合は、1951・1952・1953・1954・1955・1956・2007・2008・2009・2613・2623・2637が割り当てられています。

大体において、これらの番号は、ベースハードの液晶モニタサイズや無線装置(無線LAN・無線WAN・Bluetooth)の搭載状況によって変えられます。

後3桁 : モデル

後ろ3桁は、モデルナンバーです。基本モデルにおいては、最後の桁がインストールされているOSの言語(及びキーボード配列)になっています。たとえば"J"であれば、日本語OSが入っている基本モデルです。"E"の場合は、全世界展開する英語OS・アメリカ英語キーボードモデルとなります。カスタマイズモデルでは、ここが"I"になります(言語は判別できないのですが...)。

上2桁で、そのマシンのスペック・搭載OSの判別が出来ます。基本的にここは数字かアルファベット、またはその両方が来ますが、スペックが高いほど、数字・アルファベットの進行度数が高くなるようになっています。カスタマイズモデルの場合は、最初の桁でスペックが、次の桁で搭載オプションスペックなどを特定できるようです。

昔に比べると、規則性が無いように見えるのは、恐らく、特定企業向けカスタマイズモデルが増えたからなんでしょうね...


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Posted by せう at 00:53│Comments(0)ThinkPad
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