せうの日記

ウルトラブックの本命「ThinkPad X1 Carbon」登場(Lenovo Japan)

ということで、日本でもThinkPad X1 Carbonが登場しました。ThinkPad初のUltrabookフォームファクターに準拠したモデルです。ThinkPad X1よりも大きな液晶を搭載しつつも更に薄く、軽くなりました。

キーボードは、今年から本格的に展開し始めた6列キーボードですが、ファンクションキー間の隙間が「復活」しています。これは打ち間違い防止に一役買いそうです。というか、何で最初からそうしなかった、状態です。

ACアダプターは現世代ThinkPadと同じ20V仕様品で、RapidCharge(急速充電)に対応するために90W仕様を添付していますが、コネクターが長方形になっているために使い回しができません(ただし、グループ会社であるNECパーソナルコンピュータの「LaVie Z」や「VersaPro J UltraSlim タイプVG」のものとは使い回しが利くようです)。

外部ポートはUSB端子とmini DisplayPortしかなく、それ以外はUSBやmini DisplayPortからの変換での対応となります。ビジネス的にはアナログRGB端子や有線LAN端子が欲しかったかもしれませんが、薄さのためにオプションになってしまいました… 一応、両者の変換コネクタはCTO(Customize To Order)時に添付を選べますし、オプションでも購入可能なんですが、現在、有線LANアダプターが品薄なようで、CTO構成に含めると出荷が遅れるからオプション品として別途購入することを案内される状態…

メモリーは通常構成で4GB、CTOモデルで8GBも選択できますが、後からの増設は不可能な上、何故かCore i7搭載CTO構成では現在のところ8GB搭載が選べません…ハイスペックな方がメモリー的な意味で弱いのはどうにか…

個人的には「犠牲をなるべく出さない」のがThinkPadであると考えるので、X1 Carbonは魅力的でも選択肢に入れられない感じです… X230あたりで高解像度モデルを出してくれればそっちの方が魅力的です(と言ってもフルHDまではいらない)。

やはり、T430sあたりを購入する方向で検討を進めることになりそうです。