せうの日記

あるMac系のサイトで、「デジカメで、Windowsだとドライバを要求されるけど、Macならされない」って読み取れる発言があったんですが(ちょっと表現変えてあります)、ちょっと言いたいことがあります。

最近のデジタルカメラなら、Windowsでもドライバを要求されないと思います。最近のデジカメは、デフォルトで「マスストレージデバイス」として扱われるので、Windows Me/2000/XPであれば、USBメモリなどと同様に、OS標準のドライバで大丈夫です。そういう意味での簡単さであれば、OS Xでも、XPでも、ぜんぜん変わりません。XPの場合は、最初に、「画像のある『ストレージデバイス』が認識されたんですけど、保存フォルダ開きますか? それとも画像処理ソフトを開いてみたりなんかしますか?」と聞いてきます。

ただし、NetMeetingやWindows Messenger、Yahoo! Messengerでビデオチャットをする場合には、「カメラデバイス」として認識される必要があるので、別途ドライバのインストールが必要です。で、デジカメのデバイスとしての認識方法が、「マスストレージデバイス」と、「カメラデバイス」の複合デバイスだと、「カメラデバイス」のドライバが途中で要求されるんだと思います。

確かに、何をするにもMacのほうが「簡単」だというイメージがありますが、何でもそうというわけでもないです。Windowsのほうが「簡単」な作業もあります。OS標準デバイスで動くハードウェアの数は、Windowsのほうが圧倒的に多く、「簡単」に使えるようになります。また、無線LANのコンフィギュレーションもWindows XPで、OS Xより「簡単」になりました。

何でも、Macのほうが「簡単」だと思うのなら、Virtual PCでエミュレートされたPCの上でWindowsを使うのではなく、5万円で買えるWindowsが動く実機を買ってしばらく使ってみるといいと思います。Windowsのほうが、意外と簡単なことも結構ありますから。

自分は、2ヶ月間、留学で下宿を留守にした友達からiBookを借りて(いい友達だなぁ...)、Macを使い倒してみてはじめて知ったMacの便利さ、Windowsの便利さも知りましたから、「ライバル」のマシンを数ヶ月「実機で」触ってみるといいんだと思います。